
猫が「おいしい!」と感じるのはどんな味?
~タウリンとうま味アミノ酸のひみつ~
私たち人間が「おいしい」と感じる味にはいろんな種類がありますよね。
甘味・塩味・酸味・苦味、そして「うま味」。
では、猫にとっての“おいしさ”って、何が決め手になるのでしょうか?
じつは猫は、「うま味のプロ」ともいえるほど、特定のアミノ酸に敏感な生き物なんです。
猫が大好きな「うま味アミノ酸」とは?
猫が「これはおいしい!」と感じるとき、関わっているのが以下のアミノ酸たちです。
▶︎ タウリン
猫にとって欠かせない必須アミノ酸。
心臓や視力の健康にも関わる成分ですが、じつは猫はこのタウリンの味にも反応します。
タウリンが豊富な鶏肉や魚介系は、多くの猫にとってたまらないうま味のかたまり。
▶︎ グルタミン酸
いわゆる「うま味成分」の代表。
昆布の出汁にも含まれるこの成分は、肉や魚にも多く含まれ、猫もしっかり「うま味」として感じ取っています。
▶︎ イノシン酸
こちらもうま味成分のひとつで、かつお節や煮干し、焼き魚などの「だし」のような香りに含まれています。
グルタミン酸との組み合わせで、さらにおいしさが倍増!
▶︎ その他にも…
アラニンやグリシンといったアミノ酸は、ほんのり甘い風味があり、やわらかめのウェットフードやスープ系おやつなどにぴったりです。
🐾 猫の味覚は意外と「繊細」で「好みがハッキリ」
「魚が好きな猫」「鶏肉が好きな猫」といったように、猫の味の好みはさまざま。
同じアミノ酸でも、香り・食感・温度によっても反応が変わります。
また、初めての食材には警戒しておもちゃのように遊んでしまう子もいますが、それは猫なりの“味のチェック”をしている証拠です。
気に入ると、香りに引き寄せられ、夢中で食べてくれることも。
🍽️ 食いつきUPのヒント:
「タウリン × うま味アミノ酸 × 香り」がポイント!
だからこそ、当店では素材のうま味がそのまま伝わる無添加おやつにこだわっています。
アミノ酸が豊富な食材を使用し、香りや食感にも配慮したレシピを採用しています。
まとめ
猫の「おいしい」は、香り×うま味×経験でできています。
「食いつきがいい」=「素材の味がしっかり伝わっている」証拠。
大切な家族だからこそ、本能に届く“うま味”のおやつを選んであげたいですね。